3.11から今日で11年。
10年目の節目に企画・実施した“子どもたちと創るふくしまの未来展”も、
開催が始まったオープニングイベントから1年が経ちました。
昨日、ご報告した通り、
場所を変えてリアルに見て頂く写真展の開催は出来ませんが、
悲しみと不安に包まれたあの日あの時、
わたし達に希望を与えてくれた“福島の子ども達の笑顔”を、
このサイト(WEB写真展)を通じて見て頂けたら嬉しいです。
こちらの写真は、福島県金山町の子ども達!
原発事故の影響で県外へ避難や自主避難された方も多かった福島県は、
人口減少や少子高齢化も大きな課題です。
その中でも金山町は、震災前から14歳以下の子どもが100名以下と、
人口に対しての子どもの割合が県内で1番低い地域。
(原発事故の影響を受けた地域を除く)
子どもが少ない地域の子育てって、大変じゃない?
子ども達も、遊ぶお友達が少なくて寂しいんじゃない?
そんな心配も出てきそうですが、
金山にお邪魔して、お話しを伺って、ビックリ!!
そんな心配は微塵もなく、
ママ達からは想像以上の満足度の高い、
充実した子育てライフのお話しを、沢山お聞きする事が出来ました!
そして、この輝くような笑顔!!
震災年産まれのこの5人も、大の仲良し !!
男の子も女の子も、まるできょうだいのように仲が良くいつも一緒。
地域のおじいちゃんおばあちゃんも、子は地域の宝!
と、子ども達を優しく見守ってくれる環境が、そこにはありました。
震災の被害も大きかった浜通りは、雪もあまり降らない比較的温暖な地域ですが、
そこから100キロ以上離れた山間地域のここ金山町は、多い時で積雪が3メートルを超える超豪雪地帯!
そんな厳しい冬でも楽しそうにスキー練習に励む、子ども達の沢山の笑顔(^_^)/
3.11の今日は、
悲しみを思い返す日では無く、
ふくしまの笑顔を想い出してもらえる日となりますように。
そして、コロナや戦争…辛く悲しい事があっても、
福島の子ども達の笑顔から、日本中、世界中の方々が笑顔になれますように…。
3.11の日に、願いを込めて。